
米が上がるほど利益が消える:飲食店の粗利防衛ルール
総括:社長が決めるべきは「判断のルール化」
米価上昇は、短期的に落ち着く局面があっても、外部ショックが重なると再燃しやすいです。飲食業に必要なのは、属人的な「勘」ではなく、制度としての原価連動です。KPIと閾値を定め、価格・調達・メニュー・告知を同期させると、粗利は守れます。
最重要メッセージです。米価高騰は一時的な話題ではなく、飲食店の原価構造と価格戦略を見直す“警告灯”です。警告灯を無視すると、PLの下段が静かに赤くなります。いま動けば、粗利1〜3ポイントは守れます。
- 短期(0〜3カ月):KPI設定、段階的価格改定、グラム管理、在庫回転の上限設定を行います。
- 中期(3〜12カ月):調達分散契約、品質仕様書更新、メニュー再編を進めます。
- 長期(12カ月〜):原価連動条項の常設化、DXでロスとばらつきを潰します。
参考・出典
- NHK:「今年の一皿」に「お米グルメ」
- ぐるなび:2025年「今年の一皿®」発表(リリース)
- 総務省統計局:消費者物価指数(CPI)
- 農林水産省:米の相対取引価格・数量
- FAO:Food Price Index(国際市況)
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(文・石垣 隆)















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