
立憲・公明 新党名は「中道改革連合」に 新党参加を幅広く呼びかけ
「中道改革連合」—看板は中道、中身は右往左往
解説・執筆:宇野 健介(政治風刺解説者 / 元週刊誌記者)
- 【30秒でわかる】ニュースの表と裏
- 表の事実:立憲と公明が新党名「中道改革連合」を掲げ参加を呼びかけ
- 裏の力学:選挙制度と組織票の相性を計算、ブランド刷新の試み
- 宇野の視点:「中道」は魔法の言葉、だが中身は要調合
「対立はもううんざり、理性の政治を」と呼びかけるには、これ以上ない美名だ。名刺交換はスムーズ、会議の雰囲気は良好、あとは国を動かすだけ――ここで大抵つまずく。看板は中道、台所には右と左の鍋が並ぶ。混ぜればおいしいシチューになるのか、分離してしまうのか。そう、問題はいつだって「名札の次」だ。
目次
「中道改革連合」とは?
何か?
→ 立憲民主党と公明党が掲げる、新しい協力枠組みの呼称。
ただし現時点では、本格的な組織統合ではなく、構想段階に近い。
どこまで決まっている?
組織を一体化するか:未定
選挙協力(候補者調整など):今後の協議
政策協定の中身:まだ詰まっていない
→ 名称が先行し、実務はこれから。
なぜ「中道改革連合」なのか?(言葉の狙い)
中道:穏健・現実的・対話重視という好印象
改革:現状維持ではない姿勢
連合:包摂性・ネットワーク型の意思決定
👉 選挙向けブランドとしては分かりやすく強い。
本当の焦点はどこか?
問われるのは名前ではなく、
国会運営の役割分担
外交・安保、税財政、社会保障の決定ルール
候補者選定の規律
という実務の設計(コア・プロトコル)。
結論
名称は理念、勝負を分けるのは設計。
「中道改革連合」が実体を持つかどうかは、
どこまで具体的なルールを作れるかにかかっている。














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