
立憲・公明 新党名は「中道改革連合」に 新党参加を幅広く呼びかけ
本質の分析:権力構造の闇と光
「中道改革連合」の最大の強みは、ブランドや政策ではなく、交渉の経験値だ。
違う支持層や考え方がぶつかり、そのたびにルールを作り直す力。日本政治が苦手だが、今いちばん必要な筋肉でもある。
そこで見えるのは**既得権の構造(闇)であり、同時に合意形成の技術(光)**が鍛えられる。
支持基盤の違いにも注意がいる。
立憲民主党=都市部リベラル、公明党=組織動員型。価値観のズレはある。
だが共通点もある。行政とのつなぎ方に強いことだ。
これは政策を「決める」よりも**「実行する段階」で効く**。
「現実と握手する政治」は批判されがちだが、現実と向き合わなければ何も動かない。
もう一つの鍵は**「連合」**という考え方だ。
労使、与野党、中央と地方——分断の上に橋を架けられるか。
橋が増えれば、点検の手間も増える。
その手間を惜しまない姿勢こそ、政治を大人にする条件だ。
最後は権力の立ち位置。
永田町には常に、
- 「与党の外にいる与党」
- 「野党の中にいる与党」
が存在する。
前者を狙うなら、政策の最低保証と国会運営の責任を引き受ける覚悟が要る。
後者を選ぶなら、反対だけに逃げず、実行可能な対案で勝負しなければならない。
どちらを選ぶかで、この連合の成熟度が試される。
「スローガンの時代は終わった。必要なのは『運用説明書』だ。」
| 比較観点 | 従来の「野党共闘」 | 「中道改革連合」 | 勝つための条件 |
|---|---|---|---|
| 理念 | 反対の一致 | 優先順位の一致 | 重点3法案の明示 |
| 運用 | 個別協議が都度発生 | 共通プロトコルを先出し | 拒否権・再協議条項 |
| 人事 | 暫定合意で先送り | 中核人事の透明化 | 第三者調停を常設 |
| 資金 | 党派ごとの按分 | 目的別予算化 | 成果連動の比率設定 |
参考・出典:対象ニュース・関連資料
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(文・宇野 健介)













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