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地域医療は「待つ」から「繋ぐ」へ——オンライン診療が変える“働き方”の実装戦略3ステップ

【Q&A】キャリアの迷い相談

Q. 医療DXは専門外で不安。現場に混乱を起こさず始めるコツは?

A. 「範囲を絞る」「役割を固定する」「紙1枚で見える化する」の3点です。まず診療科や患者属性を限定し、曜日・時間を固定。医師・看護師・事務・薬局の役割を1行で定義し、チェックリストを紙1枚に。これで意思決定の摩擦が激減します。最初の2週間は“パイロット”として、トラブルは学びとして記録しましょう。

Q. オンライン診療は本当に患者の満足につながりますか?

A. 満足の源泉は「負担減・理解増・安心感」です。移動が減り、家族同席で説明が深まり、看護師のフォローで安心が生まれる——この3拍子がそろうと満足は高まります。逆に、接続不良や説明不足が続くと不満足に直結。事前問診・資料共有・接続テストの“3点セット”を標準化しましょう。

Q. 企業の人事として、地方拠点の従業員をどう支えればいい?

A. 「時間」「費用」「場」の3つを用意しましょう。時間=オンライン受診休(30分単位など)、費用=通信・機器の補助、場=個室会議室の確保と予約ルールです。産業医と地域医療機関の連携窓口を作り、利用ルールをイントラで明文化。利用データは匿名集計し、四半期ごとに振り返って改善点を洗い出しましょう。

Q. 医療者の負荷が心配。業務が増えませんか?

A. 導入直後は一時的に負荷が増えます。だからこそ「やらないこと」を決めます。例えば、初回は必ず対面に限定、オンラインは再診のみ・症状安定のみ、予約は事前問診完了者のみ——といった絞り込みで、現場の混乱を防げます。テンプレート化が進むと、むしろフォローが効率化し、外来のピークがなだらかになります。

やる/やらないの線引き(初期)具体例
やる慢性疾患の定期外来、処方継続、生活指導
やらない初診、急性増悪、検査・処置が必要なケース
保留家族不在・通信環境不安定の方(訪問同席で検討)
「やらない」を先に決めると、現場は守られる

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