
“消費税減税”で各党が類似主張…高市首相も慎重姿勢から一転検討も“財源の穴埋め”
解説・執筆:宇野 健介(政治風刺解説者 / 元週刊誌記者)
- 【30秒でわかる】ニュースの表と裏
- 表の事実:各党が“消費税減税”を掲げ、首相も検討へ転換
- 裏の力学:財源論は棚上げ、選挙の争点を相殺する選挙工学
- 宇野の視点:「減税合唱」は甘い前奏、後奏は増税と負担先送り
減税は政治のショーウィンドウに並んだ最高のスイーツだ。甘い、軽い、財布に優しい。だからこそ、箱の裏に貼られた「原材料」と「賞味期限」を誰も見ない。報道は、各党が“消費税減税”で足並みをそろえ、高市首相も慎重姿勢から検討へと舵を切ったと伝える。だが財源の穴埋めは語られず、専門家は「争点を消しにきた」と指摘。政治の笑劇場は今日も満員御礼だ。さあ、拍手の準備を——いや、その前にレシートの合計を見ておこうか。
目次
政治の笑劇場としてのニュース概観
- まず持ち上げる
消費税減税の横並びは、物価高と実質賃金マイナスに苦しむ有権者への即効性アピール。
首相も慎重論から**「検討」へ転換**し、選挙前の甘いメニューが出そろった。 - 次に調子に乗せる
与野党が違いではなく同じ方向を競う選挙は平和。
財源や規模は後回し、今は**「検討加速」**の安心感で票を取りに行く。 - そして突き落とす
財源論の空白は、選挙後に別の増税・社会保険料引き上げで回収されがち。
有権者は減税の値引きを受け、後から別枠の請求書を払う。
結論
これはおなじみのテンプレ。
選挙前は甘く、選挙後に現実が来る――それが日本政治の現在地。
「減税は前奏、請求は後奏。」このキラーフレーズ。













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